手作業がOKなYahoo!。手作業が大嫌いなGoogle。

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こんにちは。高木龍平@デジんちゅです。

 

本日はYahoo!とGoogleの違いの番外編。おととい、昨日と語った理念に基づく話ではなく、それぞれの習性についてです。

 

Googleはその習性として手作業を極端に嫌います。つまり検索をはじめとしたGoogleのサービスはほとんど全自動で動いています。そこに人手が入るのは、全自動を動かす仕組みをより良くしたり、こまかな調整したりする部分だけです。

 

一方のYahoo!。こちらはよいサービスを提供するために必要であれば直接人手をかけます。代表的なのがYahoo!ニュース。ヤフトピとも呼ばれるYahoo!のトップページに表示されるニュースは、数あるニュースの中から専任の人が手作業で選んで載せています。

同じことをGoogleがやろうとすれば、当然のように自動化します。事実「Googleニュース」というページは全て自動的に生成されたことが明示されています。

 

GoogleとYahoo!にはこのような習性の違いがあるのですが、サービスを使う身としては良質なサービスを提供してさえくれれば、基本的にはそれが自動であろうが人力であろうが構いません。

 

が、Googleの自動化前提のスタンスに対しては、ひとつ懸念があります。

それは自動化されたシステムの変更や調整をユーザーへの周知なく、独善的に行うことです。

 

Googleの意図はわかります。その変更がサービスをより良くし、ユーザーのためにもなると確信しているので迅速にその変更を行うのです。

しかしながら、ユーザーが目の当たりにする現実は「ある日突然Googleの動きが変わった」です。

 

かつて僕が社内の情報システム部門を担っていた頃、Google AppsというGoogleが提供する企業向けのサービスを使っていました。メールシステムもそのGoogle Appsのメールを使っていたのですが、ある日突然、特定の条件を満たすメールが届かなくなりました。届くべきはずのメールが届かない、これは企業活動にとって大問題です。「はじめから届かない」のであれば、システム導入時の検証でチェックもできるのですが、「昨日までは届いていたものが今日から突然届かなくなる」では防ぎようがありません。

 

結局、事後にいくつかの検証をおこない、Google観点ではそれなりに合理的な仕様変更であることが分かったのですが、事前にいっさいの説明なく突然変更をおこなうそのスタンスにビジネスの現場が振り回されたのは事実です。

 

これが無料のサービスならば文句はいいません。対価を払っていない以上、どんな挙動をされても甘んじて受け入れるしかありません。(実は一見無料に見えてもユーザー情報の提供という対価はしっかり払っているのですが)

しかし、有料かつ企業向けのサービスに対してもそのままのスタンスを適用するGoogleには一定の警戒心を持っておく必要があります。さもないと時に手痛い仕打ちをくらう、というのが過去の経験にもとづく僕のGoogleに対する姿勢です。

 

基本的にGoogleは便利で大好きなのですが、盲信は禁物です。

 

ではまた明日!

 

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